やさしく寄り添う英語。「無理しないでね」「がんばりすぎないでね」の伝え方【7選】
誰かが忙しそうだったり、疲れていたり、大変な状況にいるとき、日本語だと自然に出てくる言葉がありますよね。「無理しないでね。」「がんばりすぎないで。」「休んでもいいんだよ。」
でも、いざ英語で言おうとすると、つい Take it easy! や Take care! しか出てこなかったり、逆に「頑張って!」と言ってしまったりして……とても微妙な気持ちになること、ありませんか?実は英語にも、強く押し付けず、そっと寄り添う言い方があります。今日はその中から、温度感のやさしいフレーズを紹介します^^
頑張りすぎないでねの言い方【7選】
Don’t push yourself too hard.
直訳は「自分を強く押しすぎないで」。つまりニュアンスとしては「がんばりすぎなくていいよ。」相手が責任感の強い人、つい無理してしまうタイプの人に、とても合う表現です。
- Don’t push yourself too hard. You’re doing enough.
(無理しすぎないでね。あなたは十分頑張ってる。)
やさしい励ましでありながら、プレッシャーのない言葉です。
Take your time — there’s no rush.
直訳は「時間をとっていいよ。急ぐ必要はないから。」これも、相手にプレッシャーを与えない導き方です。
- Take your time — there’s no rush. I’ll wait.
(ゆっくりで大丈夫。急がなくていいよ。待ってるから。)
仕事でもプライベートでもとても使えるフレーズです^^
It’s okay to rest.
この言葉は、とても静かで優しい表現。直訳は「休んでいいんだよ」。心理的な許可、安心感を含んだ言い方です。
- It’s okay to rest. You don’t have to be strong all the time.
(休んでいいんだよ。いつも強くなくていい。)
英語圏では、 emotional support(心のサポート)の場面でよく使われます。
You don’t have to do everything today.
直訳は「今日全部やらなくてもいい」。つまり、「急がなくていいよ」「ゆっくりでいいよ」という優しい距離感です。
- You don’t have to do everything today — one step is enough.
(全部今日やらなくていいよ。ひとつ進めば十分。)
完璧主義の人への言葉として、とても自然です。
Be kind to yourself.
直訳は「自分に優しくしてね」。これは励ましというより、寄り添いのメッセージ。
- Be kind to yourself — you deserve care too.
(自分にも優しくしていいんだよ。あなたにも休む資格がある。)
言葉自体がとてもエレガントで、温かさがあります。
I hope you’re taking good care of yourself.
直訳は「自分を大切にできていますように。」これは“確認”ではなく、願いの形。とても控えめで丁寧な言い方です。
- I hope you’re taking good care of yourself these days.
(最近、自分を大切にできていたらいいな。)
忙しい人、大切な人、遠くにいる相手に向いている言葉です。
You’re allowed to take a break.
直訳は「休んでもいい権利があるよ」。頑張りすぎる人がよく忘れてしまうことを思い出させる一言。
- You’re allowed to take a break — you’re human.
(休んでいいんだよ。あなたは人間なんだから。)
やさしくて、どこか心に響く表現です。
終わりに
励ましも、応援も、ときには沈黙も優しさ。でも、「無理しないでね」という言葉は、その人の時間や心を尊重する、とてもあたたかいメッセージです。
英語で言えるようになると、軽い挨拶のようにではなく、心をそっと置くように伝えられる言葉になります。あなたの言葉が、誰かの肩の力を少し抜いてくれますように。また次の記事も楽しみにしていてください^^
